Windows11のアクティブではないウィンドウのスクロール

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こちらではWindows11のアクティブではないウィンドウでのスクロール機能についてご紹介します、まず「アクティブなウィンドウ」とは現在選択している前面に表示されているウィンドウの事ですね、例えばブラウザでWebページを観覧中しているとします、この場合使用中のブラウザがアクティブなウィンドウとなります、そして現在選択されていないアクティブなウインドウ以外のウィンドウすべてが「アクティブではないウィンドウ」です、Windowsではこの非アクティブなウィンドウもスクロールする事が可能ですし、非アクティブなウィンドウをスクロールしないように設定する事も可能ですので、今回はその設定方法などをご紹介したいと思います。

非アクティブなウィンドウをスクロールする

まずは非アクティブなウィンドウをスクロールする方法を確認してみましょう、上の画像にはVivaldi(ブラウザ)とエクスプローラーの2つのウィンドウが開いていますよね、この場合手前に表示されているエクスプローラーがアクティブなウィンドウで、奥に表示されているVivaldiのウィンドウが非アクティブなウィンドウですね。

非アクティブなVivaldiのウィンドウをスクロールするには、マウスのカーソルをVivaldiのウィンドウ上まで移動させてください、後はそのままマウスでスクロールを行います、マウスの真ん中のローラーの様なボタンをくるくる回す感じですね、これでVivaldiのウィンドウをアクティブにする必要もなく、上下にスクロール操作する事が出来ます。

例えば上の画像の様に複数のウィンドウをスナップ機能などで並べて表示したとしますよね、この様な場合でもスクロールするだけなら毎回ウィンドウをアクティブにする必要は無いわけです、今回例としたブラウザだとページを上下に動かすだけのスクロール操作ですが、例えば画像ビュアーだとページ送りやページ戻しに、動画プレイヤーだと早送りや巻き戻しなどの操作に使えますので覚えておくと結構便利です、ちなみにこの様な非アクティブなウィンドウのスクロール操作はWindows以外でも使用できるOSは多いです、例えばLinux系で有名なUbuntuとかでも出来ますね。

非アクティブなウィンドウのスクロール機能をオフにする

次は非アクティブなウィンドウをスクロール出来ないように設定する方法です、アクティブなウィンドウだけをスクロール出来るように設定してみましょう、まずはWindows11の設定画面をひらいてください、キーボードの「Windowsキー + Iキー」で開けます、またはスタートメニューから「設定」のアイコンをクリックですね、設定画面が開いたら左端のメニューから「Bluetoothとデバイス」をクリックしましょう、次に右側のBluetoothとデバイスの設定ページから「マウス」の項目をクリックします。

マウスの設定ページが開いたら「スクロールします」の項目の「ホバーしたときに非アクティブウィンドウをスクロールする」を御覧ください、こちらのスイッチをクリックして「オフ」に設定しましょう、これで非アクティブなウィンドウのスクロールは出来なくなります、元に戻したい時はスイッチをオンに設定しなおすだけですね、もし急に非アクティブなウィンドウのスクロールが出来なくなってしまった場合は、こちらのスイッチがオフになっていないかを確認してみてください。

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