こちらではピクチャインピクチャのウィンドウを指定のサイズと位置に簡単に移動する方法をご紹介します、例えばユーチューブのショート動画ならこのサイズでこの位置に表示して、通常の動画ならこのサイズでこの位置に表示、みたいな事が2クリックで簡単にできるようになるんです、使用するのは「ウィンドウのサイズを指定した大きさに変更する事が出来るアプリ」でご紹介した「Sizer」というアプリですね、こちらのアプリはウィンドウの枠にカーソルを合わせて、その状態で右クリックすると表示されるメニューからウィンドウのサイズやウィンドウの表示位置などを変更する事ができるアプリなのですが、ピクチャインピクチャにも使用する事ができるんですよね、そこで今回はピクチャインピクチャのウィンドウを指定したサイズで指定した場所に表示できるようにしてみたいと思います、ちなみに今回使用するアプリは「Sizer」と「WndSizer」のふたつです、「WndSizer」に関しては「パソコンでウィンドウのサイズを確認する方法 1」でご紹介していますのでダウンロードしておきましょう。

今回は例としてピクチャインピクチャのウィンドウを指定のサイズで画面の左下に表示されるよう設定してみたいと思います、まずはピクチャインピクチャーを開いてお好みのサイズに調整してください。

次に「WndSizer」を開いて枠をピクチャインピクチャに重ねましょう、あとはピクチャインピクチャをズラして「WndSizer」の枠の中央を確認すれば、ピクチャインピクチャの現在のサイズ(幅x高さ)が分かりますよね、ちなみに今回は「656×365」のサイズでした。

ピクチャインピクチャのサイズが分かったので「Sizer」に新しい設定を作成します、タスクバーの右端の「隠れているインジケーターを表示します」ボタンをクリックして、バルーンから「Sizer」のアイコンを右クリックしてください、メニューが表示されますので「Configure Sizer」をクリックします。

「Sizer Configuration」が開いたらまずは「設定名」「幅」「高さ」の項目を入力しましょう、設定名は「Description」の項目ですね、今回は左下にピクチャインピクチャを表示するので「PIP左下」という設定名にしてみました、「幅」と「高さ」に関しては先程「WndSizer」で図った数値を入力してください、「656×365」だったので「Width(幅)」が「656」で「Height(高さ)」は「365」と入力すれば良いわけですね、これでピクチャインピクチャのサイズに関しては設定完了です。

次は「Move to」の項目からピクチャインピクチャを表示する位置を指定します、今回はピクチャインピクチャを画面の左下の位置に指定するので「Bottom Left」を選択してください、ちなみにメニューの内容は下記の用な感じですね。
- Don’t Move = 動かさない
- Top Left = 左上
- Top = 上
- Top Right = 右上
- Left = 左
- Centre = 中心
- Right = 右
- Bottom Left = 左下
- Bottom = 下
- Bottom Right = 右下
- User Defined Position = ユーザーの定義した位置

これで位置とサイズを指定する事ができましたので「Add」ボタンをクリックして設定を保存したら完了です。

あとはピクチャインピクチャを開いたらウィンドウの枠にカーソルを合わせて、両端が矢印のカーソルになったら右クリックします、すると右クリックメニューに先ほど追加した設定(PIP左下)がありますのでこちらをクリックしましょう、これでピクチャインピクチャを指定したサイズで指定した位置に移動する事ができるようになりました。
「Sizer」のその他の使い方などは↓の記事の下部にリンクをまとめてあります。
コメント