自作PCの電源の選び方

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こちらではPCで使用する電源についてご紹介いたします、自作PCで選ぶ以外にもグラフィックボードの増設などで大容量に交換したい、電源が壊れたので交換したいといった場合などの電源選びの際にちょっとした参考にされてみて下さい、電源とはその名前の通りPCに電力を供給するパーツです、ではPCのパーツとして選ぶ時に必要な事が何でしょうか、まずは電源容量ですね、どれくらいの容量の電源を購入すればいいのかを把握しましょう、次にサイズです、購入した電源を装着するPCケースに収まるのかサイズを把握しましょう、次にケーブルの種類や長さです、例えばかなり大型のPCケースを使用しているとCPUの補助電源端子が届かないこともあります、後はグラフィックボードの補助電源端子なども足りているか確認して下さい、とりあえずは上記の注意だけすればPCケースに入らない、容量が足りない、ケーブルが届かない、端子が足りないなどの事態は回避できるでしょう、勿論他にもケーブルの種類や80PLUS認証やコンデンサなど、こだわれば気になる点や気をつける点はありますがそもそも使えないといった事態を避けるためにも上記はよく確認しておきましょう。

電源容量

電源容量を選ぶ際にはまず他のPCパーツを決めてPCに必要な電力量を知る必要があります、人によってそんなに要らないなどの意見もありますが、消費電力の1.5~2倍くらいの容量の電源を買うのがいいと思います、これには常にフルパワーだと電源の寿命が短くなってしまったり、あとは50%くらいが一番電気の変換効率がいいと言われているのもあります、あとは余裕があるとちょっとした増設も安心して行えます、さて肝心のPCに必要な電力量ですがパーツの何を確認するのか分からない、CPUはいくつ?GPUはいくつ?ハードディスクとかも?なんて混乱したりするかもしれません、そんな時には「電源容量計算」でGoogleなどで検索してみてください、上記の画像のように色々な販売店さんや電源メーカーさんが計算機を用意してくれています、CPU、GPU、HDD、SSD、ファンの数など入力する項目があるのでそこを選択するだけで、そのPCの消費電力を割り出してくれる計算機なので、わからない時には使わせてもらいましょう、画像はドスパラさんの電源容量計算機ですね、現在のCPUやGPU事情で個人的な意見ですが大体の容量だと、グラフィックボードなどの部品がついていないビジネス系PCで500W、RTX3060ti位までのグラフィックボードを搭載したPCで750W、RTX3080以上のグラフィックボード搭載PCで1000W以上を私は目安にしています。

電源のサイズ規格

電源にはサイズの規格があります、主に使うのはATX電源とSFX電源になると思います、EPS電源など他にもありますがほぼ業務用やほとんど使わない種類ですので上記2つから選ぶ個著になると思います。

  • ATX=こちらが自作PC等で一番使われる電源だと思います、フルタワー、ミドルタワー、ミニタワーなどのPCケースで使用します、こちらの注意点としては高さと横幅は固定なのですが奥行きはその電源によって違うのでPCケースに入るか事前に調べておいて下さい。
  • SFX=こちらはよりコンパクトなケース等で使う電源になります、SFXはサイズが固定ですのでPCケースにSFX対応等と記載されていれる場合は問題なく使用できると思います、ただしSFX-Lは奥行きをSFXよりも長くしてありますのでこちらもあATX同様サイズの確認を行いましょう。

ケーブルの長さや端子の数

まず基本的にどの電源にも搭載されている端子というものがあります、例えばマザーボードに給電する20+4pin、CPUへ給電する8pin EPS、HDDSやSDDや光学ドライブなどへ給電するSATA、グラフィックボードへ給電するPCIeなどがあります、グラフィックボードをPCに搭載する場合には補助電源はいくつ必要なのか、例えば8pin×2必要なグラフィックボードを使用する場合には電源にちゃんとPCIe 8pin×2があるか確認しましょう、あとは上記でも説明致しましたがケーブルの長さも確認しておきましょう、大型PCケースですと8pin EPSのケーブルが届かないなんて場合も合ったりします、裏に回すと届かないから仕方なく直線で伸ばしてなんとかギリギリ届いたなんて事も、逆に長過ぎるケーブルが小型のPCで使用する時には邪魔になりますしね、あと最近のマザーボードですとCPUへ給電する端子が8pin×4pinなどの場合がございます、電源に8pinしか付いていないんだけどといった場合には定格で使用する方は8pinだけでも大丈夫だと思います、オーバークロックなどをバリバリされる方は8pin×4pin対応の電源を購入して使用したほうがいいでしょう。

80PLUS認証

さて上記の3個である電源容量、電源のサイズ規格、ケーブルの長さや端子の数が大丈夫であればとりあえず動かない入らない届かない足りないといった事態は避けられると思います、しかし他にも選ぶポイントが御座いますのでご紹介させていたきますね、まずは80PLUSというものがあります、電源ユニットはコンセントから電源を通してPCで使える様に電流を(交流から直流)に変換するパーツになっています、この際にいくらかロスしてしまいますがそのロスをどれだけ減らし変換効率が高いのかを表すもので、変換効率が80%以上を示す認証になっています、それぞれグレードが存在しStandard→Bronze→Silver→Gold→Platinum→TitaniumとなっていてStandardが一番下でTitaniumに近いほど変換効率が高くなっております、あくまで私はですが80PLUS Gold以上の電源を使用するようにしています。

直付けとプラグイン

ケーブルには電源から電源にケーブルが固定されている直付けタイプとのものと、電源とケーブルが分離されていて必要なケーブルを電源に差し込んで使用するプラグインタイプがあります、また全てでは無くいくつかのケーブルがプラグインタイプになっている電源もあります。


こちらのタイプの電源がフルプラグインタイプの電源になります、プラグインタイプの利点としては使用しないケーブルはPCケース内から取り外せる事でしょうか、デメリットとしてはケーブルが抜けたりする危険もありますのでしっかりと差し込んで使いましょう、あと電源の一面からケーブルが生えています。


こちらは直付けタイプの電源になります、直付けタイプの利点としては一塊でケーブルが電源から生えているので電源の前がスッキリする事、プラグインタイプは電源の一面からケーブルが生えていますので、後は直付けタイプはプラグインタイプより安価な場合が多い事でしょうか、デメリットは必要ないケーブルもPCケース内に収納する必要があることですね、裏にケーブルを回せない小さいケースだと結構邪魔です。

まとめ

他にも日本製の105°コンデンサ使用の電源にこだわってみたり、ケーブルはフラットタイプが好き、静音性も欲しいからLAMBDA認証のある電源をなど、こだわると際限が無くなってきます、ですのでサイズ、容量、端子が足りるかなどを確認して御予算とご相談の上で、他に何を優先するか考えながら是非電源選びを楽しんでみてください。

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