こちらでは Windows パソコンの通知の枠の透明度を変更する方法をご紹介します、前回の「パソコンの通知を右下以外の好みの場所に表示できるようにしよう」では、通常は画面の右下に表示される通知の位置をお好みの位置に変更することができるアプリとして「TopNotify」をご紹介しましたが、他にも通知関連の設定を変更する事ができるんですよね、例えば今回ご紹介する通知の枠の「透明度」を調整する機能もそのひとつです、透明度とは背景が透けて見える透明効果のことで、つまり通知の枠の透明度を上げると通知が表示されていてもその後ろのアイコンやファイルなどが透けて見えるようになるんです、ちなみに今回ご紹介するのは透明度を調整する方法だけですので、事前に Microsoft Store のアプリから「TopNotify」をパソコンにインストールしておいてください。

では通知の枠の透明度を調整してみましょう、まずはタスクバーの右側の「隠れているインジケーターを表示します」のボタンをクリックします、矢印のマークのボタンですね、するとバルーンが表示されますのでその中の「TopNotify」のアイコンをダブルクリックしてください、すると上の画像のようなウィンドウが表示されますので。

「Notification Transparency」の項目のスライドバーで透明度の調整をおこないましょう、スライドバーは左端に調整するほど透明度は低く、右端に調整するほど透明度は高くなります、ちなみにスライドバーが一番左端に設定されている状態が初期設定の状態で、通知の枠がまったく透明化されていない状態ですね。

スライドバーを調整したら「Spawn Test Notification」の項目の右側のボタンをクリックしてみてください、こちらのボタンをクリックするとテスト用の通知を表示することができますので、実際に通知がどの位の透明度になっているかをすぐに確認する事ができます。

上の画像の通知が「TopNotify」のテスト用の通知ですね、ちなみにこちらはスライドバーを一番左端に調整した透明度が一番低い初期設定の状態です、通知の透明度は 0 なので当然ですがまったく後ろが透けていませんよね。

では試しに「Notification Transparency」のスライドバーを真ん中の辺りに調整してテスト用の通知を表示してみましょう。

結果は上の画像のような感じになりました、確かに通知の背景が透けていて後ろのメニューが見えてはいるのですが、通知の背景だけではなくこのように通知の文字まで透明化の対象になってしまっているので、あまり透明度を上げすぎると通知そのものが見えなくなってしまう点は注意が必要そうです。
「TopNotify」のその他の使い方などは↓の記事の下部にリンクをまとめてあります。
コメント