自作PCのパーツの選び方【グラフィックボード:ストレージ:その他編】

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初めに

こんにちわ、こちらでは自作PCのパーツの選び方をご紹介しますpart4です。
あくまでも私はこういう感じで選んでますよといった感じですのでご容赦ください。
最近は自作PCするには厳しい状況が続いています、普段は欲しい新CPUや新GPUが出たら数か月下がるのを待ってから購入するのですが今回は待てば待つほど高騰していって遂には商品が品薄すぎて売り物として並んですらいない状態の物も、グラボなんて10万越えか30万越えの商品しか売ってない状態。
3060tiや3070を15万17万とかで売っているのは何なんでしょうね~。
しかし悪い事ばかりでもないです、普段は新パーツでのメインPC弄りばかりですがこんな時は少し古いサブ機やサブサブ機なんかを弄ったりして、Core i7-4790KのPCをCore i5-10400F辺りに積み替えてアップグレードしたりしてみたいです、第4世代のi7ですが第10世代のi5より性能下なんですよね。
シングル性能はそこまで伸びていないですが4コアから6コアになっていてマルチ性能は結構伸びているのでそこそこ性能が上がります、マザーボードとDDR3からDDR4になってるのでメモリも交換ですが4万前後くらいでいけそうです、4790KのCPUもまだまだ全然使えますが今ならまだそこそこのお値段で売れるので変え時かもしれないです。

前回の続きです

こちら前回のメモリ:電源:PCケース編の続きでグラフィックボードから始めます。
グラフィックボードはGPUを内臓しているCPUを使用している場合はPCに搭載しなくてもPCは動きます、しかし内臓GPUを搭載していないCPUの場合は外付けのグラフィックボードを搭載しなければ映像出力が出来ません。

グラフィックボード選び
グラフィックボードの選び方ですがまずは何の目的でグラフィックボードを必要としているのかを考えましょう、例えば内臓GPUを搭載していないCPUを使うので映像出力用に欲しい等の場合は一万円前後で買えるグラフィックボードでも構わないでしょう、8千円くらいの物も御座います。
マルチディスプレイ環境が欲しくて等の場合も内臓のGPU程度のグラフィック性能で構わない場合は同様のグラフィックボードで大丈夫だと思います。
次にゲーム用に欲しいという場合ですがこちらはどの位の重さのゲームをどの解像度でどの位のリフレッシュレートでプレイするかで選ぶグラフィックボードが変わってきます。
まずは自分がする中で一番重いゲームを考え自分が使っているディスレイはどの解像度なのか、FHDかQHDか4Kか、それを144Hzや360Hz等どの位のリフレッシュレートで動かしたいのか等を考えましょう、ちなみにその解像度とリフレッシュレートでそのゲームを動かす場合にはまずそのリフレッシュレートを出せるだけのPCとその解像度とリフレッシュレートに対応したディスプレイが必須です。
安く抑えたいならディスプレイはFHDで144Hz程度のものにしておけばグラフィックボードに求められる性能も低く抑えられると思います、FHD→QHD→4Kと解像度が上がる毎に同じグラフィックボードに求められる性能も上がっていきますので。
逆に高リフレッシュレート求めるゲーミングディスプレイとは違い一般的なディスプレイは60Hz~75Hz辺りとなっておりますので60Hzで問題ないという場合は更にグラフィックボードに求められる性能も下がっていきます、MMORPGとかであれば60Hzで問題ないと思いますしFPSなどをするのであれば144Hz表示が出来れば有利と言われています、人によっては全然変わらないとも聞きますが。
今更ですがこの144Hz等というのは一秒間に表示される回数を表しています、60Hzなら1秒間に60回映像が更新される、144Hzなら1秒間に144回映像が更新されるといった具合です。
飛ばされていた部分が細かく表示されるのでちらつきを抑えたりヌルヌルなめらかな動きにする効果があります、後当然ですが高スペックのPCになるほど消費電力も高くなり求められる電源容量も増加するので元々ゲーミングPCの様なPCじゃないものにハイエンドのグラフィックボードを増設とかすると電源の容量不足やCPUの性能が足りずに足を引っ張ったりするので気を付けてください。
当然重たいゲームを大きい解像度で高リフレッシュレートで動かそうとすればその分だけCPUやGPUに求められる性能も高くなります、値段は結構許容できるから高性能なものが欲しい!という場合はハイエンドのCPUやGPU搭載のPC、高リフレッシュレートのディスプレイを用意すれば問題はないですがゲームが実はそんなに重いゲームじゃない場合とかは宝の持ち腐れになってしまいますので注意しましょう。

どの位のゲームをプレイするのか、解像度はどれくらいでプレイするのか、どの位のリフレッシュレートを求めているのか、が決まったところで肝心のグラフィックボードを決めていくのですがグラフィックボードを選ぶ時にNVIDIAかAMDのどちらを買うのか選ぶ事になります。
NVIDIAの場合GeForce、AMDの場合はRadeonとなるのですが個人的にはNVIDIAの場合GeForceをお勧めします、今現在リアルタイムトレーシングがどうこうと話を聞きますがリアルタイムトレーシングの性能ではNVIDIAが今の所優勢です、正直自分はリアルタイムトレーシングは対応しているゲームでもオフにしているのでどうでもいいのですがDLSSの方はとても期待しています、DLSSとは簡単に言うと解像度はそのままに描画の負荷軽減を軽減してくれるものでリフレッシュレートの上昇等が見込めます、正直初代のDLSSはかなり画質が悪かったのですがDLSS 2.0にアップデートされてかなり反応がいいのでかなり期待しています。

2021年4月現在正直今はグラフィックボードは品薄が酷い状態で値段も爆上がり中ですので落ち着くのを待つことをお勧めします。

ストレージ選び
ストレージを選ぶ時ですがHDDとSSDから選ぶ事になります、HDDは大容量でお安く手に入るが読み書き速度が遅く、SSDは読み書き速度は速いが容量当たりのお値段がHDDよりも高い特徴があります。
私は速いSSDをOSインストール用、大容量のゲームのロード時間短縮等の為にゲーム用にSSD、大容量のデータ用にHDDと3個のストレージを使っています、それとは別のバックアップ用に外付けのHDD等も使いますが。
例えばPC自体にそんなに大容量のストレージを求めていないのであればSSD1個の運用等でも良いかと思います、最近は1TBのSSDも1万ちょっとくらいで買えるようになってきましたのかなりお値段も下がってきた気がします。
SSDやHDDを購入する上で注意して欲しい事は中古品を買わない事です、特にHDDは故障しやすいPCパーツですので新品を買った方が無難だと思います、OSインストールしてたら壊れてPC起動しなくなったとかデータ用にしてたら壊れて全部データ消えたとかなったら復旧にかなりの時間が掛かってしまいます。
SSDですがこちらはNVMeとSATAの接続方式があって速度がかなり違うので注意が必要です、SATA方式のとあるSSD参照ですと最大書込速度530MB/s、最大読込速度560MB/sとなっておりNVMe方式のとあるSSDを参照しますと最大書込速度3000MB/s、最大読込速度3400MB/sと同じSSDでもかなりの差があるので注意が必要です、またNVMeには接続するバージョンがPCIe 3.0なのかPCIe 4.0なのかでも
とあるPCIe 4.0対応SSD→最大書込速度5100MB/s、最大読込速度7000MB/sっと結構な差が開きます、またマザーボードがPCIe 4.0に対応していなければSSDがPCIe 4.0のNVMeでも速度は出ません。
NVMeとSATAにもそれぞれ利点もあってNVMe SSDはその速度が魅力ですがその分発熱が凄いですので注意が必要です、SATA SSDはNVMe SSDに比べれば速度は遅いですがその分そんなに熱くならないので夏場でも安心して使えます、そしてNVMe SSDよりも遅いといってもHDDよりは遥かに早いのでOSをこちらのSSDに移行するだけでPCの起動がかなり早くなったりしますので古いノートPCのHDDをこちらのSATA SSDに交換するとかなり快適になったりします。

その他
こちらは今まで紹介した以外のパーツをご紹介します、まずは光学ドライブですがこちらはCDやDVD、BDといった光学メディアを読み込んだり書き込んだりする為に使用するものなのですが、最近は光学ドライブは不要という方も増えてPCケースも搭載するベイが無いモデルも多くなっています。
理由としてはCD、DVD、BD等に書き込んだり読み込んだりする機会がかなり減った事が原因だと思っています、最近は定額制のサービスが増えて映画やアニメの様な動画も音楽も見たい時にPCやスマホ等で見たり聞いたり出来るようになりました、アプリやゲーム等もデータをダウンロードしてライセンス用のキーで認証とDVDやBD等のメディア自体を見ることが減ったように思います。
次はケースファンの紹介です、ケースファンとはPCケースに取り付ける小さい扇風機の様な物なのですが、風を送りPCケース内に風の流れを作り中の温かい空気を外に排出する為の物です。
主なサイズは80mm、90mm、120mm、140mm等となっており、厚さは25mmが多いように思いますが27mm、17mm、16mm、27.6mmと色々だったりします、ケースに合うサイズを探しましょう。
後はファンを探す時に書いてある商品説明ですが、RPM(ファンの回転数)、CFM(風量)、dBA(音の大きさ)と言った感じですので数値を参考にしつつ選んで見てください。

まとめ

今回で自作PCのパーツの選び方編は終了です。
自作PCに必要なPCパーツ紹介
自作PCのパーツの選び方【CPU:マザーボード:CPUクーラー編】
自作PCのパーツの選び方【メモリ:電源:PCケース編】
よろしければこちらもご参考にして見てください。

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